XJLink2は、小型でポータブルなJTAGアダプタで、JTAGチェインにUSB 2.0で高速接続(最大480Mbps)します。USBのプラグ・アンド・プレイ対応なのでインストールも簡単です。フィールドテストや実験室にも適切。
小型軽量でテスト基板へのアクセスは容易であるとともに、数々の高度 な機能により、多様な基板へも容易に接続できます。
ライセンスキーが本体に内蔵される為、あらゆるPC環境で利用できる。
主な効果
- 小型、軽量、ポータブル設計。フィールドテストや実験室にも適切
- ライセンスキーが本体に内蔵される為、あらゆるPC環境で利用できる
- あらゆる基板に再利用できる (JTAGコネクタの再設定が可能)
機能
- テスト基板上の、最大4 JTAG ポートを接続
- 基板ごとで異なるJTAGコネクタに対処
- USBバスパワード(外部電源不要)
- JTAGクロック(TCK)速度:最大166MHz
- 1.1V から 3,3V まで 0.1V ステップで、2つの異なる電圧を設定可能
- テスト開始用ボタンを搭載
- テスト状態を視覚的に表示
- 高速USB2.0接続(USB1.0 & 1.1互換)
- JTAG信号の終端の調整可能
- JTAGコネクタ上のスペアピンは、トリガーやテストステータスの検出に使用できる
- JTAGのスペア信号線を他の制御に利用(ターゲットリセット、汎用I/O、高速FlashROM書込みなど)
- JTAGのコネクタ上の予備の信号線を別の目的で使用できる-例)基板をリセット状態に保持する/ 外部電源をONにする など。
- 自動信号スキュー制御
- 基板に電源供給可能 (3.3V, <100mA)
- 全I/Oピンに電圧計内蔵(0 ~ 5 V)
- 全I/Oピンに周波数カウンタ。周波数カウンタ内蔵(1Hz ~ 200MHz分解能 1 ms, 10 ms, 100 ms, 1 s, 10 s)
- JTAG信号 5V耐性
- 単純なDLL API:tmsReset() irScan() drScan()等のコマンドがあります
- 2色の本体があり、開発用に黒、製造検査用に黄色など、異なるライセンスを区別できる
あらゆる場所でテストができる
XJLink2の本体にXJTAGシステムのライセンスキーが内蔵される為、あらゆる場所でライセンスを起動することができます。1台のPCにXJTAGテストシステムを固定する必要は有りません。
設定可能なJTAGインターフェイス
ターゲット基板上コネクタへのケーブル接続のみ、追加アダプタ無しに。XJLink2 : 最大4ポートを1つのJTAGチェインに統合。追加のアダプタなど不要です。
この接続ケーブルの20ピン・ヘッダーコネクタのピン配置はXJLink2側で設定可能であるため、基板への接続準備は簡素化されます。ソフトウェアでJTAGピン配置を定義可能:Xilinx Parallel®、AlteraByteBlaser®、ARM Multi-ICE®、その他どんなピン配置にも対応可能(20ピンのヘッダーコネクタ内で任意に配置可能)。
軽量でポータブル
XJLink2は、USB電源に対応し、低電力の基板への供給もできるので、AC電源のない場所でもノートPCのみでテストが行えます。フィールドでのテストや、混雑した実験室など、様々な場所で役立てることができます。
高度にJTAGを接続
XJLink2は、可変の信号終端を内蔵し、基板側に終端がある・無しを問わずに接続できます。スキュー自動制御の進化により、JTAGチェインとケーブルの組合せから最大のJTAG処理周波数を得ることができます。XJLink2 : そしてあらゆるターゲットに合わせて電圧レベルの調整が可能。
単純なDLL API
ハードウェアはソフトウェアと別に販売することも可能です。その場合は、単純に使用できるDLLタイプのAPIが付属します。現在、ご使用中の環境に合わせたAPIを製作することも可能です。
APIのヘッダファイルはここからダウンロードできます: XJAPI.h